紫烟燻らす時代は今は昔になりにける。
(博物館巡りその6)
◆今日はカミさんと小僧が私を差し置いてイチゴ狩りに。
だので私はウチで一人でお留守番。
ボーとポケットモンスター ダイヤモンド・パールしてもよし。
(=゜ω゜)ボー
ボーとユグドラ・ユニオン(PSP)してもよし。
(=゜ω゜)ボー
ボーとキミキスしてもよし。
(* ´Д`*)=3 アンッ
ボーとどきどき魔女神判してもよし。
・:*:・( ̄∀ ̄ )。・:*:・
ですが今週はいま一つ体調が悪かったので、少し身体でも動かそうか、と、かねてからの懸案であった「博物館巡り」へ行ってみようかと思い立ちました。
靴下を履くまで、行くか行かぬか逡巡したものの、いざ着替えて扉を開ければ俄然その気に。
はてさて、この寒空の下でどのようなプチ日帰り旅行になりましたやら。
続くのよρ(´ー`) コレ↓
◆しかし、この街に来たのは何年ぶり?
なんと渋谷まで来ました。
いつの間にか犬の横に喫煙コーナーがあったりして、時代は移り変わるものですね。
でも喫煙コーナーより気になったのは…
東急のデハ5001とか言う代物のようです。どうやら胴体は寸詰まりにされているようです。
車内には往時の渋谷駅界隈の写真が。おー、五島プラネタリウムもあるぞ。
なんて寄り道をしながらも目的地へ向かいます。
気がつくと足が勝手にセンター街を避けて進む辺り記憶がまだ残っているのねー。なんて思いながら、流れに身を任せ進みます。
区役所のそば、神南のそこにある博物館は…
そう言えば警察博物館もこんなたたずまいだったか。
で、何を隠そうここは…
たばこと塩の博物館なのです。
うーむ、旧「日本専売公社」。
タバコと塩は専売公社でのみ販売されていた時代がありまして、国鉄、電電公社と並ぶ三公社の一角でありました。いわゆる「三公社五現業」の時代です。
かつての専売公社は煙草と塩と樟脳の3品について専売権を有していましたが、じきに樟脳の専売を取りやめ、最後には煙草の販売権を日本たばこ産業に明け渡し解散しました。
ここは、そのタバコと塩が如何にして人間に関わったかの歴史を展示しています。
今年は開館30周年との事。意外と昔からあるのね。
1階は売店と喫煙コーナー。やはりタバコを扱う建物なだけあって、ちゃんと喫煙コーナーがあるんですね(笑
自販機はあのJTフーズのソフトドリンクを販売していました。
中2階から2階がタバコの常設展示。3階が塩の常設展示。4階は企画展示。今の企画は「江戸の出版仕掛け人part4~幕末の浮世絵と絵師たち~」です。
入ってすぐ目に入るのは「羅宇屋(らおや)」さんの車!
羅宇屋さんってのは平ぺったく言えば煙管(キセル)の修理をしていた職業の人です。
これはどうやら浅草で最後まで頑張っていた羅宇屋さんの屋台…いや引き車…うーん、こう言うのってなんて呼べばいいのだろう。
えー、まあ、移動店舗(苦笑
これを引いて歩くのはなかなか大変だったろうなぁ。
あ、そういえば数年前まで近所ではおでん屋さんがこういった車を引いて練り歩いていたな。
タバコはこれからどんどんと過去の世界へ消え行く定めなので、何と言うか「今風」な色合いは見受けられません。
これはタバコの起源である中南米で発見された、タバコを吸う神様のレリーフ。ええとこれはマヤ文明のだったっけか(メモ忘れ)。
他にも喫煙をしていた中南米の文明を紹介してあります。現在栽培されているタバコ葉の野生種は発見されておらず、当時の人々が品種改良して栽培していたのでは、との説もあるようです。相当熱心に栽培していたようですね。
←この塊は何だ?!
塩だ!
これが丸々1つの岩塩の塊! 重さはええと400kgだったけか(メモ忘れ)。
◆常設展示で一番グッと来たのはこれ。
仕掛けも凝っていて、そばを通ると店番の老婆の声(鈴木れい子)が!
「あらいらっしゃい、いつものヤツね」
メ、メガ婆ぁ!!! ここは実はメガシ屋だったのか? なんて(笑
でも小心者の私は未だ「いつものヤツ」なんてものを頼んだ事は無いですハイ。
テレビも凝っていて若大将が車のバンパーをゲンノウで叩こうとしてます。ブルーバードでしょうか?
マンガのドラえもんではお父さんがのび太に煙草を買いに行かせるシーンがありましたが、今ではそれもあり得ない時代。隣近所が誰なのかさえわからないのですからこれもまた時の流れ。
思い起こせば、あの頃一番安いのは確かにハイライト。当時からしてもどこが「ライト」なのか皆目わからないくらい「重い」タバコでした。
…まさか赤い粉末が入ってる煙草じゃないよね。
タバコ展示ではこの他に「助六」で曾我五郎が意休に煙管を勧めるシーンの写真なども展示されています。写真の助六は多分團十郎…だったけか(メモ忘れ)?
他には明治の煙草民営時代で白熱した村井と岩谷の宣伝合戦の写真やら慰問煙草とか。そういやさすがに恩賜煙草は無かったなぁ。
他にも様々な喫煙具の展示や、煙草の形態、煙草製品の様々な形等も展示されています。縄のようになって作られた「縄煙草」などが興味を引きます。
◆常設展示の塩のコーナーもまた面白いものでした。海水から塩を精製する現代の仕組みは、んん~電解質が云々って感じか?なんてゆるく理解していたのですが、これまた色々解説してありまして、感心して見入ってしまいました。
昔は海からそのまま塩を精製していたので相当な手間ひまがかかったのだとか。海沿いにある「塩」の字の付く地名は、この「塩田」に関わるものが多いそうです。
日本では海水から塩を精製できますが、山間だと簡単にはいきません。日本だって海沿いに領地が無く、挙句に塩輸送のルートを断たれて困る甲斐の武田氏とかの逸話があるではないですか。
そうなると俄然重宝されるのが岩塩。太古の海水が地下で凝固したものです。ヨーロッパでは盛んに掘っていたようです。
塩の結晶はそれ自体では元来透明なのですが、結晶がキチンと並ばないと透明にならず光が結晶の塊である岩の中で乱反射するので白く見えます。ちなみにホッキョクグマの毛も実は透明なのだそうです。
この岩塩が色付いているのはきっと当時の海中にあったミネラルなんでしょう。他にも死海のような塩湖から採取される塩もあったようです。
岩塩はお料理好きや海水魚を飼育している人ならピンと来るかもしれませんね。
◆4階の特設展示は初見な浮世絵が大層あってこれがまた面白い。幕末周辺の世事を描いているものがまた多くて見入ってしまいます。
麻疹の流行で病除けのおまじないをする人々とか、「犬コロリ」に罹った犬の床で人の「コロリ(コレラ)」には芥子が利くそうだからわさびはどうだ?と見舞う猫たちとか、市民の生活感がしっかり感じられて興味を引きます。
当時の捉え方としてお偉人さんのありがたい理想とか理念とかが妙に全面に押し出されて違和感やら居住まいの悪い不完全燃焼っぽい気分やらを感じていた世俗にまみれた私にとってはこちらの方がずっとありがたい展示内容でした。
しかし、岩亀楼の図は実に豪奢。
◆半地下階の視聴覚ホールでは1日に2~3回の上映が行われており、私は 「フューチャーキッチン・ソルトリサーチ」(20分)を観てきました。私を含めお客は4人… 出ていたのは多分早見優さん? 家弓家正司会のオープニングも微妙に「奥様は魔女」から引用していたり、それなりに頑張っていたかも?
他にも「たばこ 歴史探訪の旅」(33分)なんてかなり好奇心をそそられるものがあったのですがあまり時間もエネルギーもなかったので、これはまたいずれ。
◆最後にミュージアムショップでお土産を。
一番人目を引くし、実際に喜ばれそうなのはこの岩塩でしょうか。色が綺麗で、ちょっと見ただけでは半貴石のようです。
ポーランドやドイツのものが一般的ですが、最近はヒマラヤ産の岩塩が人気のようですね。
ただ、岩塩ならアクアショップに売ってるしなぁ… とこれはスルー。
結局買ったのは
塩の結晶工作キット、ノスタルジアマッチ、メタルベビー吸い口、の3点。
塩の結晶工作キットは夏休みの自由研究にでも使わせようか。
ノスタルジアマッチは日本が海外に輸出したマッチの復刻版。私が買ったものにはイギリスのMk.Ⅰ(を真似た)戦車が描かれています。
金属製の吸い口は煙草の味がマイルドになる、との触れ込みでした。実際に吸ってみると…
いわれてみるとそんな気がしなくも無い(笑
◆入場料100円でかなり楽しめますし、渋谷の喧騒と比して静かな館内はとても落ち着きます。
時間があれば皆さんも1度はいかがでしょう?
私はまた行っちゃうかも(汗
さーて、次はどの博物館にしようかな…
※今回のおまけ
その1.
←イスタンブール宮殿。
とってもレゴらしくて気に入りました。
でも、激しく混んでいたのでまぁいっか、とスルー。
創立当時のロゴがまだ使われてるんですねー。
体重【82.00】kg (おおっ!!)
歩数【9,560】歩 (1万歩ってかなり歩くんだね…)
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コメント
ぽこちゃ~ん♪( ゜▽゜)/コンバンハ
なんかとてもレトロな雰囲気で楽しそうですね♪
都会の喧騒は疲れることも多いですが
どこか(´▽`) ホッとできそうで
なのこも行きたくなりました♪
そうそう、五島プラネタリウムありましたね!
映画もたまに、渋谷で観ていたなぁ。。。
最近渋谷もごぶさたです(^^;;
投稿 なのこ | 2008年2月12日 (火曜日) 03:27
★コメントありがとございます(゜▽゜*)ニパッ♪
★なのこ様
なのちゃ~ん♪( ゜▽゜)/コンバンハ
あの空間だけちょっと博物館とは違ったテーマパークチックな雰囲気でした。
あの頃はまだチェリーとか売れてたんですよね。
五島プラネタリウムはなくなってしまって残念!
そういえば「くじら屋」も健在でした。美味しいのかな?
たまにはこうしたちょっとした散歩もいいものですよね。
★またのコメントお待ちしておりますm( __ __ )m
投稿 ぽこすけ@お返事 | 2008年2月12日 (火曜日) 22:10